京都大学法学部/大嶋 駆(大阪星光学院)

僕は学問の才能が全くありませんでした。そのことを中学受験の時から自覚していたので、早いうちから普通の人の倍以上努力しようと意気込んで勉学に励みました。それでも自分より後に受験勉強を始めた人に成績を抜かれるばかりで自信を無くすことも多くありました。だから僕は努力は報われないものだと割り切ることにしました。努力は報われない、だから報われるまで努力し続けようと自分に言い聞かせて京大を目指し続けました。そうして努力し続けて京大に合格できたのですが、合格不合格に関わらず、受験というものを通して、一つの目標に向けて全力を出し切ることの素晴らしさを学びました。受験を通して経験した様々な感情は人生の糧になると思います。