東京大学文科Ⅱ類/東谷 知樹(大阪星光学院)

結果がすべてではないということを知ってほしいと思います。今から受験を乗り越えようとする人は皆、合格という唯一の目標に向かって努力しているはずです。得点の優劣や模試の判定に一喜一憂し、挫折を感じる瞬間も必ず訪れます。しかし、最も重要なことは、冠模試から定期テスト、果ては日々の小テストにまで、良い結果にも悪い結果にも必ず要因があるということです。得意教科が振るわなかった時、苦手教科がなぜか好調な時、必ず理由があります。常に自分の勉強への姿勢や日々の生活スタイルに目を配り、好不調の波をつかむことが合格への第一歩かつ、学問の本領です。知性とは、変化に適応できる能力だ、というホーキング博士の言葉が示すように常に前向きに目の前の些細なものに注意して、行きたい学校への勉学を続けてください。この姿勢と、信用しうる高進の教師陣があれば、越えられぬ山はない、頑張れ。