東京大学理科Ⅲ類/佐藤 秀(灘)

東大理Ⅲという目標を高校入学時に設定したものの、初めは目標というより夢だった。同級生には賢い人が多くいて、最初は全く勝負できる状態ではなかった。それでも、合格できたのは、早くスタートを切り、3年間継続して準備をしてきたからだと思う。今やるべきことをしっかりこなすのは簡単なことではなかったが、目標を設定したことで、目標達成に向けて目的と危機感をもって取り組むことができた。また進学校や高いレベルの塾に通い、勉強法や参考書・問題集についていろいろなアドバイスをもらったが、それらを淘汰し、最終的に自分に最適な勉強の仕方を見つけることで、効率的に学習を進めることができた。時間が限られた中で、現状を見つめ、計画を立て、目的意識をもって学習を進めたことで成果をあげられた。そして、何よりも、はじめに掲げた目標からブレなかったのが良かったと思う。