東京大学 文科Ⅰ類/亀井 恭平(灘)

僕が本格的に勉強を始めたのは6月頃で、すでに遅れを取っていました。
英数国に自信があり社会もどうにかなるさ、と思っていましたが社会が落とし穴でした。7月の段階で社会はほぼ手つかずで、当然7月の模試も日本史2点、世界史11点という驚異の点数。

危機感を抱いて2学期は社会に重点を置き猛ダッシュ、なんとか秋でA判定が出ましたが、今思うと僕の背後2cmくらいにデッドラインが迫っていたような気が…。
英数国は学校の授業さえ聞いていればなんとかなりますが、社会は自分で時間をかけなければ点は伸びないので気をつけてください。
また悲観的になる必要もありません。

塾から送られる「今しかない!!」の広告は実は1年中続きますし、模試の判定も受験生を落胆させるためのものです。
苦手を早めに無くし、周囲の情報に焦らされず、自分のペースで「細く長く」持続することが成功のカギだと思います。