大阪大学基礎工学部/倉本 拓(六甲学院)

「私が真剣に勉強を始めたのは」というフレーズを合格体験記でよく見かけますが、真剣な勉強とそうでない勉強の違いって何でしょう。その違いは「栓をするか否か」だと僕は思います。そういう意味で、僕が真剣に勉強を始めたのは高2の2月ごろ、つまり高等進学塾に入塾したころだったと思います。リスタート物理・リスタート化学を受講させていただきましたが、冬休み開講の講座だったため、最初は文字通りのVOD地獄でした。しかし鈴木先生の授業は画面越しでも、にやついてしまうくらい溢れんばかりのユーモアと脳裏に粘りつくような印象的な授業内容で構成されており、中出先生の授業は論理性、合理性と謎の実家感(?)があり、気づいた時には苦手科目だった理科が得意科目になっていました。お陰様で、今年の阪大の化学では現役生が弱いとされているDNAの分野でもしっかり得点をすることができました。物理は難しかったです。