慶應義塾大学医学部医学科/樋川 雄祐(灘)

僕が高進の授業を初めて受けたのは高2の夏、保木本先生の授業だった。その頃英語が全くといってもよい程できなかった僕の英語の土台は先生の巧みな話術と熱意でできた。引き続き高3でも藤田先生の東大英語を受け、東大本番では90点近くを取れた。最も印象に残っているのは高2のリスタートから高3の最高化学にかけて教わった鈴木先生の授業だ。リスタートでは化学のいろはも知らなかったところから基礎を一通り猛スピードで教わり、ここでの頑張りが高3からの化学の飛躍につながったのだと思う。高3では予復習として良質な問題ばかりのテキストやプリントを、授業ではさらに厳選された問題をタイムアタック形式で解いたり、順位が発表されるテストで負けん気の強かった僕にピッタリの授業だった。分からない問題も先生の独特な用語と口調でみるみるうちに理解できた。短い間でしたがお世話になりました。